これをしてたら今年も幸せ!連想感謝ゲームその67「お箸(#^.^#)」
皆さんおはようございます。
ハートフルでございます。
今日も宜しくお願いします。
今回の連想感謝は前回の「お味噌汁」からの・・・・「お箸」です。
お味噌汁をいただく時は、当然お箸が必要です。
外国の方のや小さな子の不慣れな箸使いの様子を見ると決してお箸を使いこななすのは簡単な作業ではないのだな、と思ったりします。
やはり、西洋風のスプーンやフォークの方が手っ取り早く使いやすいように思います。
でも日本人は(だけではないですが)はるか昔からこのお箸をかたくなに使い続けてきました。
「古事記」の神話の中にお箸が出てきます。
有名なヤマタノオロチのお話。
スサノオノミコトが出雲の国に天降ると川上から箸が流れてきて、その川を上っていくとヤマタノオロチに七人の娘を食べられて、あと一人だけの残った娘と共に泣いている老夫婦を発見。そこでスサノオノミコトはその娘との結婚を条件にヤマタノオロチを退治。そして、この二人の間にあの縁結びの神様で有名な出雲大社の主祭神オオクニヌシノミコトが生まれます。
お箸は多くの神社でも大切に祭られていますが、それは食を与えて下さる神様への感謝、五穀豊穣に恵まれることへの強い願いが込められているわけです。
この神様と人との橋渡しをしてくれるのが、お箸であるわけです。
ですから、お箸の使い方についてはその礼儀作法について古来より厳しく子供のもしつけてきました。
お箸を両手の親指と人差し指の中に挟んで合掌して「いただきます」を唱える。
そして、食事の最中も、例えば箸の先で食べ物を突き刺す刺し箸、口で箸先をなめるねぶり箸、あれかこれかとどのおかずを取るか箸先で指しながら迷う迷い箸、汁などの液体を口に入れるまでに途中でこぼしてしまう涙箸などなど。
大人でも気を付けないとドキッとする点がありますよね。(今日から気を付けよう・・・(^_-)-☆)
そして、陰膳といって不在の家族の分のお箸や食器を食卓に並べその人の旅の無事を願うというハートフルな風習もあります。
食べることは生きること、そしてその食べることはこの世のあらゆ物の大切な命を頂いてこそ成り立っているということを絶対に忘れてはならないという日本の先人の想いを毎日の生活の中で心に刻み、感謝して過ごして行きたいものです。
お箸の感謝、当然スプーンやフォークにも感謝感謝です。
今日もお読み下さり有難うございました。
フクロウ(不苦労(#^.^#))のイラストのお箸を愛用してるハートフルでした(#^.^#)